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三郎先生のカウンセリングコラム:樋口和彦先生を偲ぶ

三郎先生のカウンセリングコラム No6

―樋口和彦先生を偲ぶ―

京都文教大学の学長であった樋口和彦先生が数年前86歳で天に召されました。先生は関西カウンセリングセンターとは深い関わりのある人で、古今堂雪雄初代理事長の時代からセンターの講師陣の中心メンバーであり、当時の資格試験の審査委員長を勤められました。

No6忘れられないのは、私が適任証を取得したときの先生の身に余るお言葉であり、その後のカウンセラーとして生かされる自信のない私がどんなに励まされたことか。「あなたの論文はどこに出しても遜色はありません。頑張ってくださいよ!」このお言葉で突然の大学でのカウンセラーに一歩踏み出すことが出来ました。更にその数年後私がカウンセラー適認証資格更新のための事例研究会で発表する機会をいただいたとき先生のスーパーヴィジョンを受けることになりました。当日緊張のあまり胃をしくしくと痛めながら、当時の理事長井本氏も交えいっしょに食事しながら打ち合わせの時間を持ちました。先生のお話は冗談を交えながら多方面にわたり、雑学とも受け取れるお話が次々と出て絶えることがありません。「私の雑学はクライエントから教えてもらっているのです」と言われました。驚いたことに打ち合わせのはずがケースの話がほとんどないのです。先生はキリスト教の牧師でもあり、その日も朝から教会でお話をしてきたと後で聞いたのですが、信仰の話をついぞ先生の口から伺ったことがありません。

2度にわたる先生との時間の共有の中で、私は言葉にはない大切なものを教わった気持ちです。一つは、カウンセラーはクライエントから教えてもらえばいいということ。もう一つは先生の信仰の深さが心理学の中で生かされているのだということです。神にたいする信仰が深ければ深いほど言葉にする必要がなく、どこかに滲み出ているのではないか。滲み出るなにかがその人の底辺を支えて揺ぎないのではないか。

自らを「専門家、専門家」と口にする心理学者の実に浅く感じることか。

カウンセリングの学びは永遠に続きますが、カウンセラーはその学びだけではなく、そこに隠されたその人の根底に流れる何かを身につける必要があるように思えてなりません。深い信仰のほかに、音楽、文学、絵画、芝居、落語、料理、、、等々と。

改めて先生のご本、「ユング心理学の世界」を読みながら、先生のご冥福を心よりお祈り申し上げます。

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