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三郎先生のカウンセリングコラム:積極的共感

三郎先生のカウンセリングコラム No5

―積極的共感―

カウンセリングの学びの中で「共感」という二文字を何十回何百回、目にし耳にしたことでしょう。その都度分かったようで分からない・・・「受容・共感・自己一致」が傾聴の三つの条件だとこれまた何百回と学び、傾聴に努めようと努力するあまり、クライエントの話す人生ドラマを遮らないように努め、その結果いつの間にかカウンセラーは口を挟まず聞くばかり。共感は自然と受身的で消極的になってしまいます。

No5駆け出しの頃、私の言葉は全く消極的共感でした。計り知れない苦悩を乗り越えてきたクライエントに「大きな苦悩でしたね。」これで共感的に返したつもりでいました。クライエントの苦悩は正に計り知れないものです。それを「大きな苦悩でしたね。」程度で、クライエントがカウンセラーから心から理解されているとは思えないでしょう。

共感とはそもそも、積極的な言葉であると気づくまでに、何年要したことでしょう。

「このような苦悩を背負いながら、よくぞ生きてこられましたね。これからが新たな生き直しですね。」と、いささか芝居がかった言葉を、私はいつの間にか返すようになっています。「しんどかったね。」「苦しかったね。」などは消極的共感であり、日常の言葉です。カウンセラーの言葉は、非日常的言葉であり、芝居がかっているのです。

舞台で演じる役者の言葉も動きも芝居がかって当然です。そうでないと役者の感情が観客に伝わりません。同じように、カウンセラーは豊かに生き生きとした感情をクライエントに伝えてこそ積極的共感であり、変化を促す介入でもあります。

ただ「苦しかったね。」だけでも、本当に思いやる心と心に寄り添った感情がこもっておれば、積極的共感と言えるとも思いますが、それこそ芝居がかった表現が必要です。

相槌やオウム返しも積極的共感だと言えないでしょうか。

数年不登校だった中学3年生のA君が、ある日うつむき加減に「僕、お父さんと喧嘩しました・・・」と言います。いつも厳しく学校へ行けと言う父親には歯向かえず反抗もしたことのないA君が喧嘩したと言うのです。私は嬉しくなって、「え!喧嘩した!わはは・・」

この「え!」の中には驚きと喜びが、「喧嘩した!」の中には賞賛の感情がこもっています。「え!」は一つの相槌であり、「喧嘩した!」は「反射」ですが広い意味ではオウム返しです。しかしこの相槌とオウム返しの中に積極的共感が含まれています。

この日の面接でA君は一皮抜けたようで、今高校1年生。ほぼ半分の授業を受けられるようになりました。

カウンセラーの言葉の全てが、積極的共感であり、芝居がかった非日常の言葉であり、自然とほとばしり出る言葉です。カウンセラーは、役者がそうであるように、自らの言葉と感性を磨く必要があります。

さて言葉と感性を磨くとは?どうすればいいのでしょうね・・・

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