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カウンセリングの起承転結

三郎先生のカウンセリングコラム No,18

―カウンセリングの起承転結―

カウンセリングには正にドラマのように起承転結があります。40回、50回と続いた長いカウンセリングをまとめてみると、不思議なことに大きく4期に分けられるケースがほとんどです。第1期が起、第2期が承、第3期が転、第4期が結です。
ところが1回だけのカウンセリングでも起承転結があります。

「猫が失踪した」と涙ながらに語る女性の例です。
<起>可愛がっていた猫がいなくなり、毎日泣いています。
<承>職場で嫌な事があっても猫を抱いていると癒されます。大事な存在の猫・・・
<転>毎日姑さんと猫の写真入のチラシを持って近所を回ったり、コンビニの入り口
に貼ってもらったり、私1人ではとてもできないことでした。
<結>今までしっくりいっていなかった姑さんのことを今では実の母親よりも気安
い存在になりました。猫が失踪することで私と姑さんとの関係を修復してくれたの
ですね。
この女性は来たときとは別人のように、晴れやかな顔で帰っていきました。
猫は知ってか知らずか(勿論知らずに)4日後に帰ってきたそうです。

深い苦悩を乗り越えた主婦との出会いです。ここでは深い苦悩としか言えませんが、初回で40~50回と長いカウンセリングが必要かと想像し見立てを立てていました。
ところが、この女性はわずか4回の面接で終結を迎えたのです。その4回は正に、「起承転結」でした。
私はこのように深い苦悩を抱えたクライエントが、何故4回のカウンセリングで終結を迎えたのか、当惑と疑問すら抱きました。終結を迎えた4回目の最後に、「先生、よければ読んでみてください」と言って、一冊の本を出されました。しばらくお借りすることにして、その日から2日で私は読破しました。
その書は「生と死」を深く見つめる書でした。クライエントはこのような書を精読する中で、すでに無意識のレベルでは自らの苦悩を乗り越えており、カウンセリングを受けることにより意識化して乗り越えたと考えられます。

クライエントが私に「死をしっかり見つめなさい」と言われたように思いました。
私は長い感想を添えて、その書をお返ししたのですが・・・
これからの私の人生とカウンセリングの課題を教えてもらった気がしています。

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