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「転移・逆転移」はどこにでもある

三郎先生のカウンセリングコラム No,22

「転移・逆転移」はどこにでもある

 カウンセリングの学びの中で、「転移・逆転移」を理解するのに、どれだけエネルギーを費やしたことでしょう。氏原寛氏編集の「転移・逆転移」(人文書院)の中で、多くの臨床家が「転移・逆転移」に巻き込まれた体験を語っています。私は、20年目にして、やっと理解できた「転移・逆転移」の事例があります。実に厄介な概念ですが、避けて通れない概念に違いありません。
 
実はこの概念は日常的に流れていると感じられることがよくあります。
ある高齢者の集会で、「老いに役立つ心理学」というテーマで、1時間余の講演を依頼され、その中のアンケートを見て考えさせられました。その集計を係りの方からいただいたのですが、感想は様々です。「参考になった」「面白い発想に驚いた」「心理学を学びたくなった」等々、評価してくれているものばかりだったのですが、一つだけ「ひとりよがりな、自己陶酔のお話でした」と書かれていました。係りの方はここを削除して私に渡そうか迷ったそうです。
 
この表現の中に、自分にはない、自己陶酔のような別の世界に入りたくても入れない辛い拒否反応のようなものが、この方の転移感情となって表れたのかもしれません。
実はこのように思いをめぐらす私の中には、否定的な逆転移感情が沸かず、むしろ他の評価されている表現よりは、一番ためになる言葉でした。
実際、私は私の事例をもとにお話をするときは、その世界に入り、自己陶酔しているように思います。
 
我を忘れて語ってこそ伝わるものがありますが、我を忘れることを無意識に拒否せざるをえない人もいるようです。
改めて「転移・逆転移」の面白さを感じます。

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