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カール・ロジャーズの真実(その3)

三郎先生のカウンセリングコラム No,27

カール・ロジャーズの真実(その3)

■ロジャーズに対する三つの誤解

①非指示的カウンセリング
非指示的カウンセリングとは、「ふん、ふん」とただ聞くだけという大きな誤解があります。ロジャーズの理論は決して聞くだけではなく、Coの感じや思いを伝えねばカウンセリングになりません。実習生を担当したとき、「自分の思いを言ってはならないと習ってきました」というある実習生の言葉に驚きました。ロジャーズのケースやデモンストレイションを見ると分かるように、彼は自分の思いや感じを実に雄弁に語っています。
カウンセリングを学ぶものの最初に陥る誤解ですね。

②傾聴のための三つの条件
「受容・共感・自己一致」が傾聴のための三つの条件だと一体誰が言ったのでしょうか?少なくともロジャーズは言ってはいません。ロジャーズは「患者にパーソナリテイー変化を起こさせるために、治療者に必要にして十分な条件」として「受容・共感・自己一致」を挙げています。傾聴の大切さは言うまでもありませんが、「受容・共感・自己一致」の真の意味を理解するのに、この誤解のためにカウンセリングを学ぶものがどれだけ遠回りをしたことでしょう。

③ロジャーズは最早古い
私がまだ実習生の頃、関西カウンセリングセンターの講師だったMr.X氏が講義の中で「ロジャーズは最早古い」と何度も口にしていました。私はこれからの自分のカウンセリングはロジャーズでいこうと決意したときだけに、大きなショックでした。ロジャーズが何故古いのか?この疑問が解けるのに10数年かかりました。
ロジャーズの理論の中核には、人間に対する限りない尊厳、信頼、愛など、深い人間性があるように感じます。ロジャーズの側近の一人、ブライアン・ソーンという心理学者が「ロジャーズの理論は、言うは易しく、記述ははるかに難しく、実践は限りなく挑戦的である」と言っています。
Mr、X氏のように、この深い理論に辿り着けそうもないと感じる人や、カウンセラーに必要な人間性が著しく欠如している人が、「最早古い」と言って、ロジャーズを見捨てざるをえないのだろうと感じ納得した次第です。
私は今後もロジャーズの理論を実践し限りなく挑戦しようと思っています。

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