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20年後に気づく「転移・逆転移」

三郎先生のカウンセリングコラム No,31

20年後に気づく「転移・逆転移」

  怒りや不信などの陰性の転移感情を、クライエント(以下Cl)がカウンセラー(以下Co)に向けられたときが、Clが変容し、Coが成長するチャンスだと今でこそ分かりますが、駆け出しの頃は、先ず当惑し、傾聴が足りなかったのかと思い謝罪したり、時には慌てふためいたりします。
 「転移・逆転移」について述べている専門書を何度読み返したでしょうか。その度に新たな気づきがあり、体験が伴わないと理解できない概念だとつくずく思います。
 私は自分が体験した事例をほぼ全て記録に残していますが、読み返してみると、ここで大切な「転移・逆転移」に気づいていないではないかと、自分の浅い理解に愕然としたことが何度もあります。
 20年前に体験した事例を読み返し、明確な転移感情に気づいていたものの、自らの無意識から送っていた逆転移に全く気づかず、「さあ、これからだ!」と思ったときに面接が中断した苦い経験があります。

 先日(11/7)サブチャン会(毎月第1水曜日午後2時から5時まで私宅で行われるカウンセリングの勉強会)で、「転移・逆転移」をテーマに、私の苦い体験をもとにしてお話しました。内容は省きますが、熱っぽくお話した後なんとなく不全感が残りました。Coの言葉が欠落していたのです。
 Coに向けられた恐怖感などの陰性の転移感情に気づくだけではなく、どのようにClに返すかがもっとも大切だと思われます。上記の事例のような自我の脆弱なClには「私はあなたのお父さんではありません」等とCoに向けられた感情を払拭する必要があるし、Clによってはその必要がないどころか余計な言葉である場合もあります。
 意識、無意識相互に交流する転移・逆転移に気づいた後の自らの言葉こそ大切だと思い至るのに、私は20年余要したことになります。カウンセリングと関わっている以上は常に付きまとう厄介な概念です。

 

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