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カウンセラーは「何もしない」・・・?

三郎先生のカウンセリングコラム No,34

カウンセラーは「何もしない」・・・?

 カウンセラーの私は一体何をしたのだろう?
 生きるか死ぬかの思いから元気を取り戻し、新たな人生を生き直そうとして終結したクライエントに「先生のお陰で生きる元気を取り戻せました」と言われ、私は恐縮するばかりです。私は何をしたのだろう?
 「喪の作業」に付き合い、7年間封印していた亡き夫の面影を忘れようと、夫を思い出させる写真や記念のものをすべてしまい込み、ひたすら夫の分まで子育てに奔走したクライエントが、「うつ」を発症し、その方の「喪の作業」に付き合った結果元気になり、「先生のお陰で元気になりました」と言われ、これまた恐縮するばかり。私は何をしたのだろう?
 
 河合隼雄氏が「何もしないことをするんや」と冗談まがいにどこかで書いていたのを読んだのは20年も前になるでしょうか。冗談の大好きな河合氏の謎めいた言葉の中にカウンセリングの真実が隠されていると気付くのには上記のような体験を何度かしてからのように思います。
 何もしていないようで何かをしているのです。
 「何もしない」中に何があるのか、言葉にすることによる誤差を承知で言うならば、クライエントとの共同作業があるように思います。更にクライエントへの期待と信頼。そこから生まれるラポールなど。
 私は、ある指導者(?)から「ロジャーズはもう古い」と言われショックを受けてから、この指導者の弱点に気付くのに5年かかっています。「何もしない」の中にロジャーズの魂とも言うべき理論の真髄が隠されているように思います。
 クライエントの援助になるのは、心理療法や理論の違いから出るのではなく、双方の共同作業と信頼関係によると、今では明確に言えます。
 「ロジャーズは最早古い」と言われ、疑いながらもあれもこれもと学びの渡り歩きをしましたが、結果的にはロジャーズの理論をさらに深めることになりました。

 

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