ミヤTの【カウンセリング実践力】通信! No.8

みやTのカウンセリング実践力通信2

 

関西カウンセリングセンター専任講師の宮田智基が、カウンセリング実践力養成講座のカリキュラムから、カウンセラーを目指す人にWEB講義を発信します。カウンセリング実践力養成コースでカウンセラーが学んでいること、じっくり、たっぷりお伝えします。

◆実践力の極意 その8 :「症状の背景にある心理的要因を読み解け!」

 

初期面接(初回~3,4回)での課題の1つは、クライエントの「症状」の背景にある「心理的要因」を明確化し、クライエントをどのように理解するのかという「ケース・フォーミュレーション」を行うことにあります。
それでは、クライエントの抱えている問題を、どのような枠組みで理解するのでしょうか?大まかな枠組みとしては、クライエントの「パーソナリティ」と「ストレス要因」との兼ね合いの中で、「症状」や「問題行動」が生じていると考えます。

 

ケース理解の枠組み

クライエントと話し合う際も、こうした枠組みをもとに説明します。

「ご自身の『性格傾向』と、『ストレス要因』との兼ね合いの中で、『症状』が出ていると考えるんですね。お薬というのは、この『症状』の部分に効きます。」

「ただ、お薬で症状を抑えても、その火元を消さないといけないので、ご自身の『性格傾向』にはどんな特徴があって、それが『ストレス要因』とどのように関わって、『症状』が出ているのか、そこを考えていく必要があります」

と伝えたりします。

カウンセリングでは、当初は狭義に「症状」のみを主訴としていたところから、症状の背景にある「パーソナリティ」や「ストレス要因」の改善へと、主訴が移ってくることを期待して行う側面があります。

それでは、そもそも「パーソナリティ」とは、どのようなものなのでしょうか?

「カウンセリング実践力養成コース」では、パーソナリティの各要素のポイントを解説し、より具体的な「ケース・フォーミュレーション」を行うことができるように訓練していきます。