公益財団法人関西カウンセリングセンターでは、統合的心理療法の基本から発展的な内容まで、さまざまな切り口で学んでいただけるセミナーシリーズを企画し、今年で11年目となります。
このセミナーは、二人の講師が講義・対談する回、単独講師による回などプログラムも様々です。
2026年度は初めてご登壇いただく講師と例年このセミナーを支えてくださっている講師のコラボや、新しいテーマなど多彩なプログラムをお届けいたします。
Zoomを使ったオンライン開催ですので、どこからでもご参加いただけます。
全回、臨床心理士資格更新ポイントにもなりますのでどうぞ奮ってご参加ください。

《多様な学派から学ぶ統合的心理療法》
周知のように、心理療法はそれぞれユニークな強みをもった多様な学派から成り立っています。
統合的な心理療法は、学派の多様性を尊重し、それぞれの学派をオープンな姿勢で広く積極的に学んでいこうとします。
また、診断分類だけでなく、クライエントの個性や背景にある文化の多様性を尊重し、個々のクライエントに合わせて、クライエントとともにセラピーを構築していくことが必要だと考えます。
このセミナーは、今年、11年目を迎えます。このセミナーが、みなさんそれぞれのセラピストとしての成長を促進するものとなることを願っています。
杉原保史
講座内容
講座概要
| 期 間 | 2026年6月~2027年2月 全6回 |
|---|---|
| 対 象 | 公認心理師、臨床心理士、指定大学院大学院生、心理臨床に携わる専門家で、事例等の守秘を遵守できる方 ※受講資格について、わからない・迷われる方は、事務局担当までご遠慮なくお問合せください。 ◆この研修は、臨床心理士資格更新ポイント研修として承認されています(2ポイント/回)◆ |
| 定員 | 各プログラム 60名 |
| 受講料 | 各回 6,600円(税込) |
【各回、申込者対象でセミナー終了後にアーカイブ配信する予定です。】
(注意事項)
※アーカイブは講師の許可がある部分のみとなります。(動画や事例部分などは録画できない場合がございます)
※不測の事態(通信状況の不具合、うまく録画できない等)により、アーカイブ視聴をご案内できない場合がございます。
※グループに分かれてのワークや討論部分は録画はございません。
※アーカイブを視聴されても出席扱いにはなりませんので、アーカイブ視聴のみの場合は、修了証は発行いたしません。
2026年度 日程と講師/お申込み
第1回「心理支援における”主訴のない人”」
研修会番号:26-751
日程:2026年6月28日(日) 10:00~16:00 5時間(休憩除く)
※アーカイブ配信予定です
<講義1>
坂本 憲治 先生(福岡大学人文学部教授)

<講義2>
杉原 保史 先生(京都大学学生総合支援機構学生相談部門長・教授)

<司会>
宮田 智基 先生(帝塚山学院大学大学院教授、関西カウンセリングセンター講師)

| 講義形式 | Zoomウェビナーによるオンライン方式 ※この研修は臨床心理士の資格更新ポイントになりますので、出席確認を行います。 |
|---|---|
| タイムスケジュール | 10:00-11:45 講義1 11:45-12:45 昼休憩 12:45-14:30 講義2 14:30-14:45 休憩 14:45-16:00 W講師による対談・質疑応答 |
<講義1>坂本 憲治先生
| 講義タイトル | 主訴のない人への理解と対応:拡がりのある心理支援に向けて |
|---|---|
| 講義内容 | 通常、心理相談はクライエントが主訴を語ることから始まる。しかし実際には、誰かに連れて来られた動機づけの低い人や、うまく困ることができない人もいる。近年増加している「全員面接」の取り組みでは、むしろ困っていない人の方が多い。こうした方々を支援対象外とみなすのは簡単であるが、実はそこにこそ現代社会のニーズがあるのではないだろうか。このセミナーでは「主訴のない人」を通して、現代的な心理支援のあり方を考えてみたい。 |
<講義2>杉原 保史 先生
| 講義タイトル | 主訴が言語的に形成されるために必要な関わり(主訴形成支援):チャット相談の経験から |
|---|---|
| 講義内容 | 心理療法を代表とするオーソドックスな心理支援は、クライエントが主訴を言語的に表現できることをおおむね前提としている。しかし心理支援の現場においては、その前提が通用しないことがしばしばある。このセミナーでは、チャット相談の現場に頻回にアクセスしてきて「雑談」する中高生の相談者の「相談」を手掛かりに、主訴のない相談者について、そして主訴を形成することを助けるカウンセラーの働きかけ(主訴形成支援)について考えてみたい。 |
今後開催予定の講座
第2回「感情に入りにくいクライエントへの臨床的工夫〜防衛・心理教育・変容のプロセスをめぐって〜」
研修会番号:26-752
日程:2026年9月12日(土) 10:00~16:00 5時間(休憩除く)(申込受付開始 7月頃予定)
本研修は、登壇者個人の臨床経験およびAEDP®心理療法のトレーニング経験に基づくものであり、AEDP® InstituteおよびAEDP® for Japanの公式研修・認定研修・後援研修ではありません。
AEDP® is a registered trademark of AEDP Works LLC, 225 Broadway, Suite 3400, New York, NY 10007.
<講義1>
窪田 絵理 先生(NY州・CT州認定クリニカルサイコロジスト、AEDP®研究所認定セラピスト/スーパーバイザー候補者)

清水 芳美 先生(NY州認定サイコセラピスト、臨床心理士・公認心理師、AEDP®研究所認定セラピスト/スーパーバイザー候補者)

<講義2>
福島 哲夫 先生(大妻女子大学教授、成城カウンセリングオフィス所長)

<講義1>窪田 絵理 先生・清水 芳美 先生
| 講義タイトル | 防衛を“敵”にしないAEDP®心理療法の臨床的視点 〜具体例で紐解く臨床プロセス〜 |
|---|
<講義2>福島 哲夫 先生
| 講義タイトル | 感情に入りにくいクライエントへの心理教育を含むポジティブ感情調整の工夫〜AEDP®心理療法から学んだ視点を手がかりに〜 |
|---|
第3回「温かく受容的に変化を促進する関わり方」
研修会番号:26-753
日程:2026年10月18日(日) 10:00~16:00 5時間(休憩除く)(申込受付開始 8月頃予定)
<講義1>
杉原 保史 先生(京都大学学生総合支援機構学生相談部門長・教授)

<講義2>
森本 みき 先生(IFS-TOKIHANA 代表 / 宮崎大学大学院博士課程)

<司会>
宮田 智基 先生(帝塚山学院大学大学院教授、関西カウンセリングセンター講師)

<講義1>杉原 保史 先生
| 講義タイトル | 心の空間を作るポール・ワクテルのアプローチ |
|---|
<講義2>森本 みき 先生
| 講義タイトル | 内的家族システム療法(IFS) |
|---|
第4回「メンタライジング・アプローチとマインドフルネス・コンパッション指向統合的心理療法」
研修会番号:26-754
日程:2026年11月1日(日) 10:00~16:00 5時間(休憩除く)(申込受付開始 9月頃予定)
<講義1>
前田 泰宏 先生(奈良大学名誉教授)

<講義2>
上地 雄一郎 先生(岡山大学名誉教授)

<司会>
宮田 智基 先生(帝塚山学院大学大学院教授、関西カウンセリングセンター講師)

<講義1>前田 泰宏 先生
| 講義タイトル | マインドフルネス・コンパッション指向統合的心理療法に学ぶ:実践への示唆 |
|---|
<講義2>上地 雄一郎 先生
| 講義タイトル | メンタライジング・アプローチにマインドフルネス瞑想を組み込む試み |
|---|
第5回「クライエントの体験にどう応答するか~動画で学ぶ共感と肯定~」
研修会番号:26-755
日程:2026年12月20日(日) 10:00~16:00 5時間(休憩除く)(申込受付開始 10月頃予定)
<講義1>
野田 亜由美 先生(立命館大学人間科学研究科助教)

<講義2>
岩壁 茂 先生(立命館大学総合心理学部教授)

<司会>
宮田 智基 先生(帝塚山学院大学大学院教授、関西カウンセリングセンター講師)

<講義1>野田 亜由美 先生
| 講義タイトル | 動画で学ぶ共感介入 |
|---|
<講義2>岩壁 茂 先生
| 講義タイトル | 動画で学ぶ肯定介入 |
|---|
第6回「多理論統合心理療法の考え方と実際」(仮)
研修会番号:26-756
日程:2027年2月28日(日) 10:00~16:00 5時間(休憩除く)(申込受付開始 12月頃予定)
<講義>
東 斉彰 先生(甲子園大学特任教授、羽衣カウンセリングオフィス)

確認事項
お申込み前に必ずご確認ください
オンライン方式の研修はZoomを利用して開催いたします。
PC、タブレット、スマートフォンで受講可能です。
お申込いただいた方には、事前(開催日1週間前~3日前くらいの間)に、eメールで、参加手続きのURLと参加手順について別途ご案内いたしますので、必ずkoza@kscc.or.jpからのメールが受け取れるメールアドレスでお申し込みください。(キャリアメールの場合は、こちらからのメールがうまく届かないことがあります。)
開催日2日前になってもメールが届かない方は、事務局までご連絡ください。
※Zoomについての詳細、並びに事前の環境チェックについては、以下のページをご参照ください。
事前の動作確認について
下記【禁止事項とお願い】について遵守してください。
- 講義の一部または全体を録音、録画、撮影、画面のキャプチャ(スクリーンショット)などしない。
- 講義を複数名で視聴せず、単独で視聴すること。
(子どもや要介護者など同席せざるを得ない方がいる場合は、守秘に十分注意する。) - 講義の中で取り扱われた事例にまつわる部分について、ブログやSNSで発信したり、他者に口外しない。
- 外出先で視聴する場合は、ヘッドフォンなどを用いて、外部に音声が漏れないように配慮する。
自宅で視聴する際も、不必要に家族等に音声や画像が漏れないように十分配慮する。 - オンライン講座に関する URL、ID、パスワード等は受講者が責任をもって管理し、第三者と共有、第三者への開示、貸与、譲渡等しないこと
- 講師の指示以外で、講義中に他の受講者に個別にチャットなどで連絡しない。
※上記 1~6 に反して実害が生じた場合、当センターより金銭補償などを求めることがあります。
※上記 1~6 について誓約書をご提出いただく場合があります。
お申し込み方法
キャンセルポリシーを必ずご確認ください
お申込みサイトをご利用になれない方は、事務局までご連絡ください。
【ご連絡先】関西カウンセリングセンター事務局
TEL:06-6809-1225 メールアドレス:koza@kscc.or.jp
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人生が変わりますよ! ぜひ、皆さん、受講してくださいね。対話形式で、充実した心温まる思いやりのご講義。人と人とのつながりを大切に、各々の人間性を重んじてくださる授業。一緒にカウンセリングを勉強できる仲間たくさんできました。感謝いっぱいです。
もう、数年前より、何度か受講させて頂いている講座です。
今回も、お2人の先生のご講義、それぞれ充実した内容でした。先生方のお考えや、技法についてのご説明、事例でのご説明など、盛りだくさんの内容でした。お2人の先生方と司会の先生のやりとりも、温かさも感じられ、それぞれの先生のお考えなども伺えて、とても良かったです。アーカイブ視聴で、振り返りも出来ました。講義を受ける事が出来た事に感謝の感覚も感じた、素晴らしい講座でした。
お2人の先生、司会の先生、スタッフさま、事務局の皆さま、ありがとう御座いました。
